2025.10.10
ブログ
ちょっと世界を見てみた話
こんにちは。西山です!
今日は少しグローバルな話題を。
HANDSでは、中国から商品を買い付けているので、中国との関わりは仕事の中でもとても重要なポイントです。
そんな中国では、毎年10月に「国慶節(こっけいせつ)」という大きな祝日があります。
日本でいう建国記念日のような日で、国を挙げてのお祝いムードになるようです。
この期間、中国の企業や工場も長期休暇に入るため、商品の納期が遅れたり、物流が一時的にストップしたりすることがあります。
私たちにとっては、スケジュール調整がとても大切な時期です。
世界にはいろんなイベントがありますよね。
友人が韓国に住んでいるのですが、韓国はこの時期「秋夕(チュソク)」という、日本のお盆のような時期で、帰省ラッシュで沢山の人が移動するらしいです。
驚いたのは、高速道路が無料になるそうで、国を挙げての一大イベントだということが伺えます。
最近さらに興味深かったのが、国際結婚をした友人の旦那さんがイスラム教徒のなのですが、
イスラムには「ラマダン」という約1か月、日が昇っている間は断食する儀式があります。
私は最初、「ラマダン=お祈りや瞑想をして静かに過ごす期間」だと思っていたのですが、
その旦那さん曰く、「ラマダン中はみんなネットショッピングしてる!」とのこと。
意外ですよね。
しかも、仕事にも普通に行くそうで、日中飲まず食わずで働くメンタルが凄すぎて絶句です。
ラマダン明けはお祭りになるそうで、その時に集まって食べる食料や、服がめっちゃ売れるそうです。
そりゃ1か月も我慢しなくちゃいけない状況下にいたら、爆発するだろうな~と納得です。
イスラム圏のECサイトは、このラマダン明けを狙ってセールを実施するそうで、Amazonのブラックフライデーに匹敵する大セールだそうです!断食明けのご褒美セールみたいな感じでしょうか。
宗教行事がここまで直接的にECの売上と結びついているのは、とても新鮮な気づきでした。
世界の文化や信仰が、人々の購買行動に大きな影響を与えているんだなと実感しました!